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アースティック那覇の進む道

2016.09.02

お知らせ

人類は古代竪穴式住居より始まり、今日の住まいへと永い年月を経て辿り着いた。又、その時代に於いても変化し、地域によってもその地域に合った建て方を生み出してきた。

 

昔は棟梁の考え方によっても随分と違ったものである。時に法が制定された後は、大きな災害、問題、事件等起こる度、法の見直しがされ、今日には、耐久性、耐震性、耐風性、省エネ性等、著しく向上されて来ました。又、地球温暖化に依る気象の変化、環境の変化には頭をいためる現状です。ここ沖縄に於いても同じです。先人達によって受け継がれてきた沖縄の住宅文化は戦後大きく変わり、今日には大工(棟梁)はほとんどいないと言われています。

 

RC,CB造が主流となり、したがって近代木造住宅は少ないのですが、だからといって上記したように、現在の法を守らなくていいこともなく、今から求められている住宅の在り方を無視できることは皆無です。

 

昨今は、長期優良住宅、ZEH、低炭素住宅、トップランナーというような性能等を言い表していますが、やはり、その中にあっても、沖縄ならではの住宅づくりがあると思って居ります。良い事を全て取り入れてやれば、最良の家が出来るとも思えません。今後の家造りは、クライアントのニーズをしっかりと認識し、耐風、湿気、食害を特に考え、先程より言っている事は出来る限り取り入れ、より良い物をよりローコストで提供していく事が、弊社の進む道と考えます。

 

                        平成28年9月1日  

                        代表取締役社長 石松 完治

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